マンション・アパートなど集合住宅において、最もトラブルの多いのは騒音です。全くの他人が同じ建物で壁を挟み隣に住んでいるわけですから、何かと気を使うのは仕方ありません。テレビの音や会話、足音やドアの開け閉めにいたるまで、日頃のちょっとした気になる点がストレスの原因となり、後にトラブルに発展するケースが多いようです。そこで、集合住宅ではどのような対策をとるべきでしょうか。また、防音性の高い物件とはどのようなものか知っておくと良いでしょう。

◆防音性の高い物件選びから

一般的には木造よりも鉄筋コンクリート造の建物が防音性が高いと言われています。ですので、マンションとアパートとではどちらが防音性に優れているのか?と言われるとマンションに軍配が上がってしまいます。

構造的に見てもマンションとアパートで比べると、マンションの方が音が響きにくいのです。

また、家賃が変わってくる場合がほとんどですが、部屋の位置で考えるのであれば最上階であったり、角部屋はやはり人気が高くなっています。

◆色々な防音対策グッズを利用してみよう

ただし、マンションであっても上の階から下の階への音は響きやすいため、生活音が漏れることもあります。対策としては防音マットやカーペットを利用します。また防音のカーテンなど対策グッズとして様々な商品があるので、試してみることをオススメします。

マンションであれ、アパートであったとしても生活音を近隣住人に迷惑にならないよう配慮することは、同時に周りからの音をも遮断する効果があるので、自らも快適に暮らすための方法でもあります。まずはできる範囲から防音対策を始めてみましょう。

実際に住み始めてみないと分かりにくい騒音問題ですが、少しでも気になる点などございましたら早期に住宅情報センターまでご相談ください。