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台風シーズン到来の前に、これだけはやっておきたい5つ!+α
沖縄県を通る台風は、内地の台風と違いスピードが遅くゆっくりと過ぎていきます。そして、その威力は桁違いです。移住されて間もない方はまだ体験されていないかもしれませんが、停電、断水なども起こりえます。ライフラインの確保を忘れないことが肝心です!
6月から10月が沖縄の台風シーズン、直前に買い出しに行っても品物が少なく、手に入らないものが出てくることが十分考えられますので、時期的には今すぐ準備をしておきましょう!
◆基本的な台風対策その1(断水・停電編)
お風呂に水を貯めておこう
石垣島でも台風の影響は強く、断水してしまうこともあります。また、離島だという立地上、復旧に時間がかかることも少なくありません。なので、断水に備えて、お風呂があるご家庭はお風呂に、ない場合は洗濯機などに水を貯めておきましょう。
この水は主にトイレを流すための貯水や、手を洗ったり、食器を洗ったりに使うことがメインとなります。トイレが流せないと精神衛生上、とてもつらいです。
飲料水を確保しよう!
災害時には無くてはならないものの一つ、それは飲料水です。直前に買い出しに行っても手に入りづらくなるものTOP10に入り、さらに最も重要なものなので、台風シーズンではなくても3日分の水は確保しておきたいですね。
懐中電灯・電池、ロウソクなどの灯りの準備を!
明るいうちの停電ならば電気はあまり心配ありませんが、夕方以降で電気が使えなくなると非常に不便です。懐中電灯も点くかチェックしておくことをおすすめします。いざ必要になったときに電池切れということもあります。必ず電池の換えも準備しておきましょう。
また、懐中電灯だけではなく、ろうそくもあると心強いですね!
充電できるものはしておく。ポータブル充電器なども活用しよう!
もしもの場合、スマホで災害情報を見たくてもバッテリーの残りが少ない。もしくは、完全に切れていて連絡ができない。ラジオの電池がなくて情報が届かない…などなど、充電しておけば良かったというケースも考えられます。携帯電話・パソコン・ラジオなど、充電できるものは予め準備しておきましょう。
停電中は当然テレビはつかないので、情報を得られるものを優先して充電しておきましょう。
洗い物・シャワーは暴風域に入る前に!
断水してしまってからでは体を流したりすることはできません。台風が去ってからでいいや~と思っていると、長時間断水した場合にはジトジト、ベタベタな環境が続きます。
また、料理なども早い段階で終わらせておくと良いですね!
◆基本的な台風対策その2(食料編)
停電・断水しても食べられるインスタント・レトルト食品や缶詰を!
石垣島は特に、台風が来ると流通がストップしてしまうのでしばらくスーパーやコンビニから食材が極端に減ってしまいます。主にインスタントラーメンやカレーなどのレトルト、缶詰など日持ちのする食品から順に無くなっていく傾向がありますので、台風の影響を受けるであろう1日だけの準備ではなく、5日分くらいは余裕を持って準備しておきましょう。
停電の場合は電子レンジなども使えませんので、水さえあれば簡単に調理できて食べられるものが好ましいです。また、停電時でもガスコンロは使えますが換気扇が使えないので、大掛かりな調理が必要なものは好ましくありません。
◆基本的な台風対策その3(住居内編)
窓の対策は徹底的に!やりすぎということはありません!
家中の窓に雨戸がついていれば「今回は弱いみたいだから大丈夫!」と油断せずに、必ず締めましょう。雨戸のないお家には窓ガラスやサッシに工夫をします。
窓ガラスが割れた際に破片が飛び散らないようにするために、テーブで✕(バツ)を書くように貼りましょう。紙製のテープだと剥がすときに跡が残ることがあるので、布テープや養生テープがおすすめです。
暴風時は飛んでくる小石や枝なども注意が必要です。また、風圧だけでも割れることがあるので、ダンボールで補強しておくのも良いかもしれません。
窓の隙間からの水を防ぐには新聞紙を!
しっかり窓を締めているにもかかわらず、サッシの隙間から雨水が入ってくるケースもあります。その水が内側に溜まってフロアに流れ出す…なんてこともありえます。その対策として、窓のサッシの間に新聞紙を詰め込み吸収できるようにしましょう。
玄関の隙間もこのような対策をしておけば、玄関口が水浸しにならずにすみますね!
カーテン、ブラインドを閉めましょう!
もしガラスが割れてしまったときにも破片が内側に飛び散らないよう、バリアーの役割を果たします。
ですが、基本的には台風のときは危険なので窓から離れたところにいることがベストです。
◆基本的な台風対策その4(屋外編)
ベランダにあるものは基本的に家の中へ!
ベランダにあるものはすべて家の中にしまいましょう。物干し竿などもただ下げるだけでは不十分。風圧で飛ばされる、また、その飛ばされた物干し竿で窓ガラスが割れることもありますので、家の中にしまうようにしてください。
植木なども家の中に入れられるものは入れる。大きな鉢植えなどで移動できないものは、予め倒しておきネットを掛けるなどの対策をしましょう。
室外の洗濯機には水貯める!
台風の威力は車をひっくり返してしまうほどです。洗濯機くらいは簡単になぎ倒されてしまいます。それを防ぐために、室外にある洗濯機には水を満タンに入れ、重りの代わりにしましょう。
◆基本的な台風対策その5(車編)
フロントガラスを建物側、塀側に向けて止めましょう!
車のガラスで一番高価なのはフロントガラスです。それを守るためには物が飛んでくる危険の少ない方面を前にして車を止めることです。車庫があるご家庭の場合は必ずシャッターを閉め、無い場合には頭から入れてフロントガラスを台風の被害から遠ざけるようにしましょう。
◆基本的な台風対策その6(ひまつぶし編)
沖縄の人は台風に慣れているせいか、DVDやお菓子、お酒などを用意して台風をやり過ごすことも少なくないように思います。
台風が来る前や過ぎ去った後でも、暴風警報が続けば仕事や学校は休みになります。安全対策を万全にして家の中でまったり過ごすのも良いかもしれません。レンタルビデオ屋さんも台風直前に行くと品薄状態になることがあるので、ダウンロードコンテンツを事前に準備しておいたり、ゆっくり本を読んで過ごすのもいいでしょう。
大きな台風は来てほしくはないですが、台風も自然の一部。悪いものや汚れを流してくれる役割も果たしています。自然の驚異とうまく付き合って過ごすのも、沖縄時間を感じる事ができるのではないでしょうか。
しっかり台風対策しておけば被害を最小限にすることができますので、ここにあげた対策はなるべく行ってみてください!