もし、リフォームや新築の予定があればお得なポイントがもらえる「次世代住宅ポイント制度」を活用してみてはいかがでしょうか?

次世代住宅ポイント制度とは、2019年10月の消費税率引上げに備え、一定の性能(省エネ性、耐震性、バリアフリー性能等)を有する住宅の新築やリフォームを行うことで30~35万円相当のポイント(新築:最大35万円相当、リフォーム:最大30万円相当)がもらえる制度です。

得たポイントは「省エネ・環境配慮に優れた商品」や「家事負担軽減に資する商品」、「子育て関連商品」など様々な商品と交換が可能です。

制度の申請開始は2019年6月、申請期限は予算の執行状況に応じて公表(遅くとも2020年3月31日)となっています。

ポイントと商品を交換する期間は、2019年10月1日(予定)~2020年6月30日(予定)です。

◆どのような住宅タイプが対象となるのか?

所有者が居住する住宅が対象であり、借家は対象外です。そして、所有者が発注(工事請負契約)する新築住宅、販売会社等が発注し、所有者となる方が購入(不動産売買契約)する新築住宅、所有者となる方が購入(不動産売買契約)する完成済の新築住宅が対象です。

対象となる住宅の性能要件としましては、次の3つのいずれかに該当する必要があります。

1.一定の性能を有する住宅

次のいずれかに該当すること。

  • ・高い性能を有する住宅
  • a)認定長期優良住宅
  • b)認定低炭素住宅
  • c)性能向上計画認定住宅
  • d)ZEH
  • ・一定の性能を有する住宅
  • e)断熱等性能等級4または一次エネルギー消費量等級4以上
  • f)劣化対策等級3かつ維持管理対策等級2以上、共同住宅及び長屋については、一定の更新対策を含む
  • g)耐震等級(構造躯体の倒壊等防止)2以上または免震建築物
  • h)高齢者等配慮対策等級3以上

2.耐震性を有しない住宅の建替

3.家事負担軽減に資する設備を設置した住宅

リフォームの場合は、所有者等が施工者に工事を発注(工事請負契約)をして実施するリフォームが対象となります。

対象となるリフォーム工事は次の9つのうちいずれかに該当する必要があります。

  • 1.開口部の断熱改修
  • 2.外壁、屋根・天井または床の断熱改修
  • 3.エコ住宅設備の設置
  • 4.バリアフリー改修
  • 5.耐震改修
  • 6.家事負担軽減に資する設備の設置
  • 7.リフォーム瑕疵保険への加入
  • 8.インスペクションの実施
  • 9.若者・子育て世帯が既存住宅を購入して行う一定規模以上のリフォーム

次に対象となる製品の基準を紹介します。

該当する開口部の断熱改修では、ガラス、内窓、外窓、ドアなど。外壁、屋根・天井または床の断熱改修では、断熱材。

エコ住宅設備としては、太陽熱利用システム、節水型トイレ、高断熱浴槽、高効率給湯機、節湯水栓が該当します。

バリアフリー改修としては、ホームエレベーター、衝撃緩和型畳。

家事負担軽減に資する設備としては、ビルトイン食器洗機、掃除しやすいレンジフード、ビルトイン自動調理対応コンロ、浴室乾燥機、掃除しやすいトイレ、宅配ボックスが該当します。

詳しくは国土交通省の特設サイトにてご確認ください。

◆得たポイントはどのような商品と交換できるのか?

ポイントは商品に交換することができます。新生活に必要と思われる商品や、健康グッズ、子育てに必要な商品など暮らしに役立つ商品から選ぶ事が出来るのです。

交換出来るカテゴリーは、

  • 省エネ・環境配慮に優れた商品
  • 防災関連商品
  • 健康関連商品
  • 家事負担軽減に資する商品
  • 子育て関連商品
  • 地域振興に資する商品

に別れています。

商品の詳細は、商品提供事業者のサイトをご確認ください。
「エコdeギフト」
「えこぽ」

このように、新築やリフォームを検討している方にとっては、とてもお得な制度です。交換商品を確認することで、楽しみながら新築やリフォームを進めていけるでしょう!是非とも、理想のマイホームに交換した商品を加え、より快適な空間で過ごしていただきたいと思います。