理想的なマイホームづくりを考えたとき、「土地を含めて新築」「中古物件をリフォーム」など、選択肢に応じて購入に掛かる費用や手続きなども大きく変動します。

だからこそ、売買物件を慎重に選ぶ方も多いでしょう。

ここでは、売買物件はどのように探すべきか、探し方のポイントや契約までの流れをご紹介します。

売買物件とは

売買物件とは、購入者が、そのまま入居して住まいにすることを目的とした物件です。

簡単にいえば、「購入者は一括で支払い、その後生活するために入居する」ことを目的として取り扱われる物件です。

投資物件との違い

投資物件とは、購入者が、別の方に貸与や売却をすることを目的とした物件が販売されています。

簡単にいえば、「購入者は一括で支払い、その後賃貸物件などの運用をする」ことを目的として取り扱われる物件です。

売買物件の探し方

売買物件は「第三者に売る・買う」ことを目的として扱われていますが、それらの一覧情報を消費者の方が簡単に閲覧することはできません。また、弊社サイトをはじめインターネット上には出ない未公開物件が存在するのも事実です。

地域密着型の弊社では、自社サイトに公開できない物件をはじめ、「自治会・町内会に詳しく、町内会費も教えてもらえる」「近隣住民や大家との関係性が良好なため、家賃交渉もしやすい」「地域の歴史や治安なども詳しい」といった物件以外の情報も提供することが可能です。

中古物件はリフォームやリノベーションも視野に

近年では中古物件の再利用も注目されており、コストを抑えつつ中古の売買物件を探している人もいるかもしれません。その際、中古物件のありのままで自身の条件・ニーズを満たすのは至難の業でしょう。

そこで、中古物件は大規模なリフォームやリノベーションを前提に探してみるのもポイントです。気に入った立地条件の建物をリノベーションすれば、自分好みの物件に住むことができます。

現在は中古物件などのリフォームに国や県・市から助成金が出されていることも多く、タイミングによっては理想的な物件もコストを抑えて手に入れやすくなっています。

資金計画(ローン)は条件に要注意

新築でなくとも、売買物件の購入では住宅ローンを利用する方が多くなっています。その際、総額の20~30%ほどの頭金を用意しておきましょう。頭金を用意すれば資金計画にゆとりが生まれやすくなります。

しかし、すべての物件でローンが利用できるとも限りません。住宅ローンのなかには、購入対象の物件における築年数に上限を設けているタイプもあります。場合によっては、築年数オーバーの中古物件をローンで購入できないケースも。

金利などの条件はローンによってさまざまですので、資金計画を立てるときは条件をしっかりチェックしておきましょう。

石垣島で物件探しをするときの注意点

石垣島には魅力的な中古物件が存在します。なかでも注目を集めているは海沿いの物件です。しかし、それらの中古物件を購入するときは、塩害に注意しなければなりません。

塩害の影響とは

海沿いの物件では「塩害」が起こりやすくなっています。塩害による代表的な被害は、「ガラスなどのベタつきやくもり」「錆びやすい」などが挙げられます。

また、台風時など暴風によって舞い上がった海風がダイレクトにぶつかる物件では、塩水による建物へのダメージをはじめ、庭やベランダなどの植物を枯らしてしまうケースも少なくありません。それらの被害を避けるため、塩が乾く前に水で洗い流すなどの対応が求められます。

もっとも塩害の被害を受けやすい地域は海岸から200m〜500m以内だとされています。ほかにも、海岸から2km以内の物件も、軽い塩害被害を受けやすいため注意が必要です。

屋外で風にさらされる車や設備等を購入する場合は、「塩害対策の有無」をチェックしておくことをおすすめします。また、新築物件を建設する場合は、樹脂サイディング※(塩化ビニル系)などの外壁材を利用することがベストです。

中古の売買物件探しは住宅情報センターにお任せを

売買物件は、インターネット上ですべての物件情報を閲覧できるわけではありません。中には、非公開物件も多く存在します。そのため、理想的な売買物件を探すときは弊社サイトのみで探すのではなく、実際に店舗に足を運んでいただきスタッフへお気軽にご相談ください。

物件の立地条件をもとに、お客様のご希望条件に沿って物件をお探しできるよう尽力いたします。