〇和式トイレを洋式に!

床を壊して平らにしてから便器を設置することで、和式トイレを洋式に変えることができます。工程としては、段差のある床を壊して平らにし、配管工事や電気工事をやりなおし、床を仕上げます。約3、4日ででき、30万円~ほどの費用が発生します。

〇普通の押入れをクローゼットに!

中段を取り、洋風の扉を設けるだけの簡単工事です。押入内部の内装を撤去して、仕上げ直し、クローゼット用の扉を取り付けます。タイミングとしましては、和室を洋室にリフォームする時がよい機会でしょう。

〇壁付けのキッチンを対面式に!

配管や内装を伴う工事を行うことで実現可能です。給排水管や換気ダクトを移設しなければならないので、床、壁の解体、再仕上げ工事も必要になります。LDK全体のリフォームとして行うことをオススメします。

〇階段の位置も変えられる!

大がかりな工事になってしまいます。タイミングとしては、全面リフォームを行うときなど、間取りを変更するときが良いでしょう。階段や間仕切り壁を解体して、別の場所にあらたに設けることができます。

〇細かく仕切られた部屋を広々とした空間に!

柱や壁を壊すことで広くできます。古い住宅では部屋数を確保するために、細々と仕切ってあるケースが多いです。全面リフォームで不必要な壁は取り去って、広い空間をつくることができます。ただし、どんな柱も撤去できるわけではないので注意が必要です。柱は建物を支えている重要な存在です。しっかりと構造計算を行って、柱を抜く場合は、梁を補強するなど耐震性を確保することが重要です。

〇暗い家は明るく!

家が暗い理由は様々ですが、間仕切り壁を撤去することで、かなり明るくなります。戸建てでは窓のない部屋に窓を作ることも可能です。

〇かなり古い家でもリフォームができる!

築年数にかかわらずリフォームは可能です。骨組みを全部チェックして、など、柱や梁など傷んだ木材の取り替え・補強することで可能です。きちんと補強すれば、古い住宅でも新しく蘇ります。

〇地震に強い家に!

例えば一戸建ての場合、筋交いが足りない、壁の量が足りない家は、地震に弱い場合が多いです。また基礎に鉄筋が入っていない場合も同じと言えるでしょう。したがって補強する場合は、全体をチェックして、バランスよく筋交いや壁量を確保するよう補強を行います。基礎は鉄筋で補強します。きちんとした耐震診断に基づいて行うことが大切です。

〇石垣島の夏でも涼しい家にできる!

床、壁、屋根(天井)に十分な断熱材を入れて、かつ窓を複層ガラスにするなど断熱工事を行えば断熱性は大幅に向上します。全面リフォームのときに行うのがよいでしょう。

〇赤瓦の古民家も住みやすく!

天井や柱の経年劣化は注意が必要です。特に台風時に受けた影響(天井や瓦の落ちや雨漏り)やシロアリの被害などの有無を徹底して調べることが重要です。独特の外観を残しつつ現代的な内装に生まれ変わるケースが多いです。

〇窓の位置や大きさも変えられる?

骨組みを残して壁を解体すれば、窓の位置変更、サイズ変更は可能です。ただし、柱や筋交いに影響しない範囲に止めなければならないので限界はあります。

〇スイッチやコンセントの位置も変更可能!

内壁や天井、床を剥がして仕上げなおす全面リフォームでは、配線工事のやり直しも可能です。どのような家電をどこで使うのかすべてリストアップすることをオススメします。設計担当者に伝えて、必要な箇所に、必要な数のコンセントを設けてもらいましょう。間取り変更などのときに一緒に行う方が良いでしょう。

〇外観を新築のような見栄えに!

外壁および屋根を張り替えたり葺き替えれば、新築と同様に。それほど老朽化していなければ、既存の屋根、外壁に重ね張り、重ね葺きもできます。そうすることで古びた建物は輝きを取り戻します。

〇オール電化住宅に!

オール電化の基本はキッチンと給湯です。IHクッキングヒーターとエコキュート、または電気温水器を導入すれば、オール電化住宅として電気代の割引対象になります。

〇シックハウスにならないような家に!

ホルムアルデヒドなど体に有害な物質が放散される床材や壁紙を使用しないリフォームを行うことで可能です。その際、家具も気を付けましょう。特に過敏症でなければ、この程度の対策で問題ないでしょう。